麻雀のスタイル
麻雀には人それぞれスタイルがあると思う。
安手や愚形待ちでも先制ならリーチする人もいればしない人もいる。
『オバカミーコ』を読み直したら、
ダマテンやオリ打ちに対する考え方が違っていて、もう一度自分のスタイルを見直す必要があるかなとおもった。
俺は相手がそれなりにデカい手だと感じたら自分がリャンシャンテン以下か、点数が最低満貫に満たなければオリる。
『オバカミーコ』では攻めていれば振り込んでいなかったにも関わらずオリてアガリを逃すのは愚行だと書かれていた。
実際にどれだけ捨て牌読みが優秀な人でも1点読みは不可能だし、危険牌だと思うものが2枚あったとしてそのうちの1枚は確実に通るわけだけど、単純に50%だとしても自分がツモアガリする確率より高い。
だからオリ打ちより攻めた方がいいとのこと。
ダマテンに関しては、
俺は手変わりの可能性、役ありで8000点以上、役ありだが愚形待ち、役ありだが安手で後手
これらの条件がどれか1つでも揃えば、他家の攻めに対して凌ぐためにダマテンをとる。
高得点の場合は出アガリというチャンスを伸ばすため。
『オバカミーコ』では、基本的に出アガリのチャンスを潰さないためにダマテンにするべきだとの考えがかかれている。
他には他家のデカい手を流すためにこちらは闇に構え、脇からの出アガリを狙う。など。
共感できる部分もあるが、納得できない部分もある。
それは個人の麻雀のスタイルによって変わるからで、
俺は守備を常に考えて、チャンス手のときはとことん押す。
片山氏は攻撃を常に考えて、無理なときは引く。
という攻守のバランスの差異から考え方に違いが出たのだと思われる。
麻雀は攻めも守りも重要で、攻めて勝つ人も、守って負けない人もいる。
大事なのはそのバランスで、どちらが強いなんてのはない。
和了率を上げるか放銃を下げるか、どちらかを求めて自分なりのスタイルを探すべきだろう。