咲を遊戯王っぽく解説する 3
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衣「ククク・・・貴様が積み込みを使えるのは知っていた。だから俺もちょっと小細工をさせてもらったぜ」
加治木「握りか・・・」
衣「ククク・・・さあな。これ以上はいえねぇ。公式の場だ。」
池田「こいつら・・・積み込みとか小細工とか意味のわかんねぇことを・・・・・・しかし、加治木は俺を狙ったようには見えない。おそらくは自身の保険・・・これは闇のゲームだ。俺が先に死んでは衣の独壇場になるからな・・・」
咲「・・・・・・」
衣「さぁ!東2局を始めようぜ!」
池田がサイを振る。出目は6。
親:池田
池田「親番だ・・・ここで連荘したい。しかし、俺に積み込みの技術なんてない。どう打つ・・・?」
字牌はなく最終系も面子構成が想像しやすい。
しかし・・・・・・
・・・凡手!
平和ドラのみの手でアガって連荘もアリだが、最低でもマンガンが欲しい!
衣「ククク・・・池田の配牌・・・不要配の1索を入れておいた。積み込みはできない!だがメガヅモの応用で、自分の手配の1枚をやつの配牌に送り込むことなどはいともたやすい。」
ククク・・・この2索3枚を見た瞬間に次に持ってきた4枚の中の1索を、池田が持っていく2トンに忍ばせた。
そしてそれはメガヅモの応用!メガヅモはもっと簡単!
衣が手配を伏せて山を少し前に出す!
カチャ。
衣が再び手を開けると・・・
これも原理はメガヅモと同じ。握り!
不要牌4枚を手に握りこみ山に端に積んだ4枚と丸々入れ替える!
俺の山の右端には索子を積んでおいた。
そして割れ目でドラ表示牌が7索か9索になるようにしてある。
ククク・・・・・・
まずは、池田をギリギリまで追い詰める!
ククク・・・絶好の引き。
俺が積んだツモじゃないのにもうテンパイじゃないか。
しかし、待ちが1索じゃなきゃ意味がない。
咲「第1打で6索・・・・・・怪しいぞ・・・」
西家:咲
衣「クックック!そんなに早く出るとはな!」
咲「なに!?」
衣「リバースカードオープン!トリニティ!」
咲「6索、9索と捨てて3索を鳴いただと・・・」
衣「お楽しみはこれからだぜ!」
咲「ホンイツではないだろう。しかし中の牌はやや危険だ」
加治木「衣はテンパイなのか・・・?この手は勝負する手じゃない」
池田「なんだよ・・・こんな安手になるようなツモ・・・・・・どうしろって・・・・」
池田「・・・・・・」
衣「どうした・・・・・・早く切りな!」
池田「待て!・・・・・・考えさせろ!」
この手牌で予想される最も高い手・・・
加治木「長考だな・・・」
池田「シックスダラーズを場に出してターンエンド!」
衣「1索じゃない・・・?なぜあれを引っ張る・・・?」