テラ銭

フリー麻雀で勝つのは非常に難しい。

ギャンブルにはテラ銭というものが存在して、これは麻雀だとゲーム代にあたるわけだが、

このテラ銭の割合が高いから。

例えば一ヶ月でフリーを100半荘打ったとする。

ゲーム代を考えずに麻雀だけでの収支が±0だとすると、

その人はゲーム代の分だけ財布から減っていくことになる。

ゲーム代は点1だとだいたいどこも600円だからこの人は6万円のマイナス。

これはかなり割りに合わない。

チップが多く出る店ならチップを上手くもらって収入を得ることができるが、

『さん』みたいに赤牌があまりない店だとそれも難しい。

さらに鬼門が点5の雀荘

点5の半荘の店はだいたい1ゲーム400円。

点5だと45000点でトップを取って、2着が返し点を越えていたら収入は4000円弱。

トップをひたすら取り続ければテラ銭の割合は10%くらいである。

しかし実際はそうもいかない。

ラスを引くこともあるし、そもそも麻雀自体トップを取らなければ大きなプラスにはならないゲームである。

仮に2着を100回とったとすると、ウマが1000円なら返し点ちょうどで+1000円。

実際には返し点より低かったり、チップの支払いもあるのでほとんどプラスにならなかったり、むしろヘコんでしまう場合もある。

計算してみるとわかるけど、点5だと連帯率が60%超えてようやくプラマイゼロになる。


これを考えると雀荘ってすごく儲かりそうな商売だよね。

でも実際には上手くいかないこともあるらしい。

その話はまた今度。